「まだ働いて数年しか経っていないのに転職はできる?」「未経験だと人事担当者として転職するのは難しい?」などと不安に思ってしまいますよね。
しかし、20代は職種や業種にかかわらず転職ができる可能性が高いので安心してください。未経験でもポイントとコツさえつかめば、転職がうまくいきます!
この記事では、20代が人事に転職するためのポイントやコツ、内定までの流れについて解説しています。これから転職活動をしようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
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20代実務未経験者が人事に転職するためのポイント
人事として働いた経験のない20代が人事に転職するにはポイントがあります。
- 人事職の基本スキルの習得
- 自己の強みやアピールポイントの明確化
- 企業研究の徹底
ひとつずつ解説していきます。
人事職の基本スキルの習得
人事は専門的な知識を求められるため、転職活動を始める前に次のようなスキルを勉強しておくとよいでしょう。
- 評価制度
- 人材育成
- 社会保険
- 労働基準法
- メンタルヘルス知識 など
このようなスキルを勉強するついでに資格を取得してもよいでしょう。人事に転職するにあたって取得しなければならない資格はありません。しかし、取得すれば履歴書に記載できるためアピールポイントになります。
スキルを習得するのに資格取得を考えているなら、こちらの記事もおすすめです。
人事担当者は資格を取るべき?11個のおすすめ資格について紹介 | Carry Up Magazine (onx-inc.com)
自己の強みやアピールポイントの明確化
未経験から人事へ転職するには、いかに自己PRできるかどうかが大切です。
特に人事はコミュニケーション力や調整力、企画力などが必要なので、過去の経験からアピールできることがないか振り返ってみましょう。学生時代のゼミやアルバイトなど、あなただけが経験したことがアピールできるかもしれません。
これまでの経験から人事へ活かせる強みを明確にしておきましょう。
企業研究の徹底
企業研究を行い、経営方針や理念、商品の概要などをチェックしておきましょう。競合他社についても調べてみると、その企業についてがよりわかるのでおすすめです。
どうしてこの企業を志望したのか、どのようなところに魅力を感じたのか、あなたはどのように貢献できるのかを想像しながら研究をしてください。
志望動機を書くときにも役立つので、必ず研究したことをメモに残しておきましょう。
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20代前半と20代後半での人事転職のメリットや注意点
20代でも前半と後半では、企業から求められていることが違ってきます。
- 20代前半はポテンシャル採用が期待できる
- 20代前半はキャリアの変更がしやすい
- 20代後半は即戦力として求められる
- 20代全般は早期離職に対する懸念がある
それぞれ説明していきます。
人事のキャリアに関する詳しい情報は、「人事のキャリアパスとは?先輩社員の事例からキャリアプランニングのコツを紹介」の記事でも解説しています。
20代前半はポテンシャル採用が期待できる
20代前半は、企業で培ったスキルや経験よりも、人柄や将来性を重視される傾向があります。そのため、これまでに勤めた企業で「これといったスキルは身についていないんだけど…」と心配になる必要はありません。
あなたの人柄の良さや、これから企業に貢献したいという気持ちを伝えましょう。
採用代行フリーランスについて知りたい人は、「採用代行フリーランスとは?面接や採用活動を個人に業務委託する注意点」の記事も読んでみてくださいね。
20代前半はキャリアの変更がしやすい
20代前半は「未経験可」といった求人が多いのが特徴です。理想の人材を新卒で採用できなかったという企業が、第二新卒として採用しようと考えているため、卒業してから3年以内の人材は需要があります。
20代前半のうちは「未経験だから…」と諦める必要はありません。経験のない業種や職種に転職したいなら、20代前半に挑戦するのがおすすめです。
20代後半は即戦力として求められる
20代後半になると、3年以上の実務経験があるため、スキルを活かして即戦力となってくれるかどうかを見られます。専門的なスキルがあるか必要な資格を持っているかなど、転職してすぐの活躍が期待されるのです。
そのため、未経験の職種や業種への転職が難しくなってしまうことも…。しかし、適応力をアピールすることで、未経験業界への転職が実現することもあります。
「人事の仕事がつらい3つの理由 | 病んでしまった人のための楽になる考え方」の記事では、人事の仕事がつらい理由について深掘りしています。
20代全般は早期離職に対する懸念がある
採用担当者は「20代は早期離職してしまうのではないか」と懸念しています。「入社前に想像していた仕事内容ではなかった」「労働条件がきつい」「人間関係がうまくいかなかった」などと、想像とは違ったことにギャップを感じて離職する人が20代は多いのです。
そのため、あなたが長期的に働く意欲があるかどうかをアピールすることも、転職を成功させるポイントになります。
人事を辞めたい理由の詳細については、「人事を辞めたい?辞めたいと感じる理由や悩み、辞める前にできることを解説!」の記事でさらに解説しています。
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20代の人事転職成功のための具体的なコツ
20代で人事担当者として転職するには2つのコツがあります。
- 履歴書・職務経歴書の作成のコツ
- 面接でアピールするコツ
それぞれ紹介するので、参考にしてください。
履歴書・職務経歴書の作成のコツ
- 誤字脱字のないようにする
- 話し言葉やら抜き言葉は使わない
- 実体験などのエピソードを盛り込む
書類を作成するときには、社会人マナーが身についていることをアピールしましょう。特に、20代前半のうちはポテンシャル採用が期待できるので、礼儀正しさをアピールするだけでも採用担当者の印象がアップします。
また、職務経歴書には企業名や部署だけでなく、身についたスキルを書いても良いでしょう。書類上であなたのできることをアピールできます。
書類が完成したら誤字脱字や言葉遣いにミスがないかを必ず見直すようにし、期限に余裕を持って提出しましょう。
面接でアピールするコツ
学生時代に受けた面接と違い、必ず転職理由を聞かれます。「どうして転職しようと思ったのですか?」「これからどのようにキャリアアップしていきたいですか?」などと質問されたときの回答は必ず考えておきましょう。
ポイントは、ネガティブな転職理由を言わないこと。たとえば「残業が多かったから」「人間関係に疲れてしまったから」といった理由を伝えると、面接官は「同じ理由で辞めてしまうのでは?」と思ってしまいます。
「年功序列制度のため自分の成果を認めてもらえませんでしたが、御社はしっかり成果を評価してくださるところに魅力を感じました」などと、転職理由と入社を希望した理由に一貫性のある内容で答えられるようにしておきましょう。
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20代での人事転職への具体的なステップ
転職活動を始めて内定をもらうまで、どのような流れになるかを説明します。
- 転職活動開始から内定までの流れ
- 転職エージェントの効果的な活用法
エージェントサイトに登録するメリットも紹介しているので、参考にしてください。
転職活動開始から内定までの流れ
- 転職サイトに登録
- 履歴書・職務経歴書を作成
- 希望する求人に応募
- 内定
転職活動を始めようと思ったら、まずは転職サイトに登録しましょう。どのような企業が人材を募集しているのかを見てみると、あなたが希望する求人が見つかるかもしれません。
また、内定をもらったら今の仕事は退職することになります。退職を伝えるときには理由と一緒に、いつ辞めるのか、次の仕事がいつから始まるかを伝えましょう。
退職を伝えたあとも最終出社日までは一緒に働くことになるので、円満退職できるようにするのがコツです。
転職エージェントの効果的な活用法
転職エージェントを利用すると、転職活動がより効率的に進みます。転職エージェントは豊富にある求人から、あなたに適した案件を無料で紹介してくれるので登録しておくことをおすすめします。
担当者との面談時には、あなたの転職意欲をしっかり伝えましょう。年収や年間休日などの譲れない希望条件や、これまで働いてきた経歴もすべて伝えることで、あなたにぴったりの案件を探してもらえます。
また、担当者に「良い募集があればすぐに転職したい」と伝えておくことで、さまざまな案件を優先的に紹介してくれます。そのため、メッセージやメールのやり取りには、なるべくはやめに返信しましょう。
人事の年収について知りたい人は、「人事の平均年収はいくら?給料が低い原因や年収を上げるコツを紹介」の記事も読んでみてくださいね。
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20代の人事転職まとめ
20代での転職は、未経験業種・職種へのチャレンジもまだまだ可能です。あなたの人柄の良さや将来性に可能性を感じ、内定がもらえることもあります。
人事への転職は「経験者でないと難しい」と思われがちですが、挑戦することで道が開けるかもしれません。
仕事をしながら転職活動をするのは大変ですが、転職エージェントを活用し効率的に転職を決めましょう。
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