人事担当者へ転職したい!志望動機の書き方のポイントや注意事項も解説

  • URLをコピーしました!

「人事担当者になりたいけど未経験でも転職できるの?」「履歴書の志望動機をどのように書けばいいの?」などと疑問を抱くことがありますよね。

実は志望動機の書き方のポイントを押さえておくことで、未経験でも人事への転職の可能性が格段にアップするのです!

この記事では、志望動機作成のポイントや注意点だけでなく、例文についても紹介しています。これから志望動機を書こうと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

\ 簡単20秒で登録完了 /

目次

人事のおもな仕事内容

人事のおもな仕事内容
人事のおもな仕事内容

人事の仕事は多岐に渡りますが、おもに4つの業務があります。

  • 採用の仕事
  • 教育・研修の仕事
  • 労務管理の仕事
  • 評価基準作成の仕事

ひとつずつ解説していきます。

人事になるには?に関する詳しい情報は、「憧れの人事になるには?必要なスキルや資格、おすすめの業界についても解説!」の記事で解説しています。

採用の仕事

採用業務は、応募者との面接はもちろん書類選考や企業説明会、内定後の連絡なども行っています。使用シーズンに入る前に、どの部署に何人必要で、どのような人材が求められているかを判断しなくてはなりません。

また、採用担当者となると応募者から「企業の顔」として認識されるため、責任を持った言動や行動が求められます。

教育・研修の仕事

採用した人材が成長できるよう、教育したり研修をしたりします。新卒社員なら「ビジネススキル研修」、中堅社員なら「管理職研修」など、社員に合わせた教育・研修を企画し、実施しなくてはなりません。もちろん外部講師の手配も人事の業務の範囲内です。

時には、社内研修として人事担当者が研修を行うこともあるでしょう。今後の企業を担う社員を育てるために必要な業務です。

労務管理の仕事

労務管理とは、給与計算や勤怠管理、経費精算、社会保険の管理などのことです。働いている社員が安心して働けるように管理することが大切です。

また、社員が健康的に働けるよう「健康診断」の受診を推奨することも業務のひとつ。社内で健康診断が行えるよう業者に連絡したり、日程や場所を社員に通知したりと、社外の人とのコミュニケーションも行うことになります。

評価基準作成の仕事

社員が働いた成果を評価するために、基準を作成しなくてはなりません。評価は社員のキャリアや給与に直結するので、基準の作成は慎重に行いましょう。

評価制度がうまく運用できていないと「公正な判断がされていない」と、社員から不平不満がでることも…。社員のモチベーションを高く保つためにも、改善点がないかをチェックしたり、時代の変化に応じて基準を変更したりと柔軟な対応が求められます。

人事評価の書き方については、「人事評価の書き方|評価基準の設定方法や6つの職種別の例文も紹介」の記事も読んでみてくださいね。

\ 簡単20秒で登録完了 /

人事転職時の志望動機作成のポイント

人事転職時の志望動機作成のポイント
人事転職時の志望動機作成のポイント

履歴書を書くときに必ず記載しなくてはならない志望動機…。

人事に転職したい場合には、どのように書くのが効果的なのでしょうか?

2つのポイントを紹介するので、参考にしてください。

人事の仕事への熱意と志望理由を明確にする

採用担当者にあなたの熱意を伝えましょう。そのためにも、企業のホームページは必ずチェックしてください。「経営理念」や「求める人物像」を確認すると、どのような志しで企業を立ち上げ、どのような人材を求めているかなどが見えてくるはずです。

あなた自身がどうしてこの企業に入りたいと思ったのか、適性があると感じたのかを明確に伝えましょう。

自分のスキルや経験でどのように貢献できるかを伝える

スキルや過去の経験から、あなたが企業に貢献できることを伝えましょう。人事の仕事は専門的な知識やスキルが求められるため、即戦力となる人事経験者が優遇されやすい傾向にあります。そのため、経験者は過去の経験から得たスキルを書きましょう。

もし、人事未経験なら、あなたの適性を伝えなくてはなりません。たとえば「チームメンバーをまとめたマネジメント経験」も、そのひとつ。

あなたが入社したら企業にどのように貢献できるかを書きましょう。

人事への転職はなぜ難しいのか?は、「人事への転職はなぜ難しいのか?成功するために必要なスキルや資格も徹底解説」の記事でも解説しています。

\ 簡単20秒で登録完了 /

人事転職で志望動機を書く際の注意点

人事転職で志望動機を書く際の注意点
人事転職で志望動機を書く際の注意点

志望動機を書くときに気をつけたいことを3つ紹介します。

  • 実体験や具体的なエピソードを盛り込む
  • 企業研究をしっかり行う
  • 誤字脱字や言葉遣いに注意する

志望動機を書く前、書いた後チェックして、不備がない志望動機に仕上げましょう。

実体験や具体的なエピソードを盛り込む

志望動機に実体験などのエピソードを盛り込むと、説得力が増します。

もし「エピソードなんて思いつかない」というのなら、どうして企業に興味を持ったかということを書くのがおすすめです。多くの企業が存在する中で、なぜその企業を選んだのか、あなたのどんなところがその企業と合っていると感じたのかなどを説明しましょう。

企業研究をしっかり行う

応募する企業の研究は怠ってはいけません。表面上のみを研究し、なんとなく志望動機を書いてしまっては「適当に調べたんだな」と採用担当者に見透かされてしまいます。

どうしてその企業を選び、何に魅力を感じたのか、ここでないと達成できないことはどういったことかを言語化しましょう。

人事といっても「採用担当者」「研修担当者」などと業務が細かく分かれている企業や、人事にまつわるすべての業務を少人数でこなしている企業などさまざま。

その企業の人事の特徴を調べ、あなたが貢献できることを伝えましょう。

誤字脱字や言葉遣いに注意する

提出する書類すべてにあてはまりますが、誤字脱字には気をつけましょう。間違いがあったからといって絶対に選考から落ちるとはいえませんが、株式会社ワークポートが採用担当者に調査したところ以下のような結果となりました。

履歴書/職務経歴書の“誤字・脱字”が選考結果に影響するかを調査してみました。
結果はなんと7割以上もの企業が「影響する」と答えました。
引用:履歴書・職務経歴書の”誤字脱字”は選考結果に影響を与えますか?|転職・仕事の調査データ【採用担当者編】|転職エージェント【ワークポート】 (workport.co.jp)

また、話し言葉や、ら抜き言葉を使うことは適切ではありません。採用担当者に良い印象を与えないので、正しい言葉を使うことを心がけてください。

誤字脱字や言葉遣いのミスは防げます。提出日までに余裕を持って書き、ミスがないか見返すようにしましょう。

\ 簡単20秒で登録完了 /

人事への転職時の志望動機サンプル文

人事への転職時の志望動機サンプル文
人事への転職時の志望動機サンプル文

そうはいっても、志望動機をどのように書けばいいか悩んでしまいますよね。

人事に転職したい方向けに例文を用意しました。

  • 人事経験者向け
  • 人事未経験者向け
  • 人事の志望動機のNG例

ここでは3つの例をあげているので、ぜひ参考にしてください。

20代人事未経験での転職については、「20代で転職したい!人事未経験でもポイントとコツさえつかめば成功する」の記事でさらに解説しています。

人事経験者向けの例文

これまで人事部にて採用業務を行ってきました。現場と採用者のあいだにミスマッチが起こらないよう、丁寧なヒアリングや定期的なフォローを行ったため、採用に携わった人材で退職した人はいません。過去の経験を活かし、貴社でも採用業務に力を入れつつ、人事部門全体の業務に励みたいと考えています。

人事経験があるなら、必ず実績をアピールしましょう。人事は専門的な知識やスキルが必要なため、ノウハウのある人は即戦力が見込まれ優位に立てる可能性があります。

これまでの経験から、どのようなことが活かせるかを採用担当者にアピールしましょう。

人事未経験者向けの例文

現在、個人向け営業をしています。毎月掲げられた目標を2年間かかすことなく達成したことを認められ、若手のチームリーダーに任命されました。週に1度のミーティングでは、後輩それぞれに合わせた指導を行ったことが功を奏し、全員の売り上げアップにつながりました。この営業経験を活かし、貴社でもひとりひとりに合わせたマネジメントを行うことで、人材を成長させることに貢献したいと考えています。

人事未経験だとしても、毎日働いていたらアピールできるポイントがあるはずです。これまでに行った業務の成果や、上司からのほめ言葉などを使って自己PRしましょう。

「人事の才能」を感じさせられれば、転職が実現する可能性がアップします。

未経験から人事に転職する方法については、「未経験から人事に転職する方法は?おすすめの資格やポイントを知ってキャリアアップを目指そう」の記事でさらに解説しています。

人事の志望動機のNG例

  • 未経験可と記載されていたので応募しました
  • 給与や福利厚生が他社よりも魅力を感じました

このような、どの企業にもいえるようなことは「他社でもいいのでは?」と思われてしまいます。企業研究でこの企業にしかない魅力を見つけておきましょう。

また、志望動機欄は200〜300文字で書くのが一般的だといわれています。文字数が少なく空白があると、採用担当者からの印象が悪くなるので、なるべく空白がないようにしましょう。

\ 簡単20秒で登録完了 /

まとめ

まとめ
まとめ

人事に転職するには、志望動機が大切です。経験者だから、未経験者だからといった固定概念は捨て去り、志望動機にあなたの熱意を込めましょう。

採用担当者はあなたがどれだけ貢献してくれるかどうかを見ています。どうしてこの企業でないといけないのか、この企業ならではの魅力などに合わせて、あなたの実体験エピソードを志望動機に盛り込むことで、転職が成功へと近づくでしょう。

誤字脱字などのちょっとしたミスで足を引っ張られることのないよう注意し、志望動機を完成させてくださいね。

\ 簡単20秒で登録完了 /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次