人事のKPI設定に必須の基礎知識とは?KPIツリーとSMART法則も解説!

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あなたの会社の人事KPIは適切に設定されていますか?

会社の業績向上には優秀な人材の採用と育成が不可欠です。

KPIを正しく設定することで、経営層にも説得力のあるデータドリブンな人事業務が可能になります。

本記事では、人事職員が持つべきKPIについて具体的に解説し、KPIの設定方法や基本知識をわかりやすく解説します。

この機会に人事KPIの設定を見直してみませんか?

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目次

人事職員が持つべきKPIとは

人事職員が持つべきKPIとは
人事職員が持つべきKPIとは

人事の仕事は多岐に渡り、採用、人材育成、労務管理など、それぞれの担当領域によって目標も異なります。

適切なKPIの設定が、人事戦略の効果測定や課題の早期発見を可能にし、組織全体の成長へと繋がります。

ここでは、人事職員が設定すべきKPIの具体例を解説します。

採用を担当する人事のKPI

:企業にとって優秀な人材を採用することは重要な課題です。

採用の質と効率性を測る指標として、以下のようなKPIが考えられます。

  • 応募者数: 採用活動の認知度や魅力を測る指標、求人広告の効果測定、募集要項の見直しに役立てる
  • 選考通過率: 各選考ステップにおける通過率を把握し、選考プロセスの改善点を見つける
  • 採用単価: 採用にかかった費用を算出し、費用対効果の高い採用活動を目指す

例えば「年間の採用数を◯◯人と設定し、1人当たりの採用コストを前年比◯◯%削減する」といった目標値を設定できます。

KPIを設定・分析することにより、採用活動の課題を明確にし、より効果的な採用戦略を立てることができるでしょう。

人材育成を担当する人事のKPI

人材育成担当者は、教育・研修を通じて、社員の成長をサポートし、組織全体の能力向上を目指しています。

人材育成の成果を測る指標として以下のようなKPIが考えられます。

  • 研修受講率: 研修への参加状況を把握し、社員の学習意欲や研修内容の興味関心を測る
  • 研修満足度: 研修内容に対する満足度を調査し、研修の質の向上に役立てる
  • 研修後習熟度: 研修で学んだ知識やスキルの定着度を測り、研修の効果を評価

例えば、「年間の研修参加率を80%と設定し、特定のスキル習得率を70%以上」とする目標を掲げることで、具体的な育成計画が立てやすくなります。

明確なKPI設定により、人材育成担当者は効果的な育成プログラムを実行しやすくなるでしょう。

人材管理・人材配置を担当する人事のKPI

限られた人的資源を最適に活用するためには、適材適所の人員配置が不可欠です。

人材管理・配置を評価するKPIとして、以下のようなものが考えられます。

  • 離職率: 会社を辞める社員の割合を把握し、職場環境や人事制度の改善点を把握
  • エンゲージメント: 社員が会社や仕事に対してどれだけ愛着や貢献意欲があるかを測り、組織の活性化に役立ちてる
  • 人材配置満足度: 社員が自分の仕事や役割の満足度を調査し、配置の適切性を評価

例えば、「年間の離職率を10%以下に抑える」「欠員ポストを○ヶ月以内に補充する」といった目標が設定でき、業務の効率化が図れます。

KPIを設定・分析することで、人材管理・人材配置の課題を明確にし、より効果的な施策を打ち出すことができるでしょう。

人材育成・人材開発・研修を担当する人事のKPI

人材育成・人材開発・研修担当者は、社員の成長を長期的な視点でサポートし、組織全体の能力向上を目指しています。

そのためのKPIとして以下のようなものが考えられます。

研修実施コストや研修時間、資格取得者数の評価結果などが指標となります。

  • 1人当たり研修時間: 社員一人当たりがどれだけの研修時間を受講しているかを測定し、研修への参加意欲を把握する
  • 1人当たり研修コスト: 社員一人当たりの研修費用を測定し、予算配分の最適化を検討
  • 研修コストの費用対効果: 研修にかけた費用と、研修によって得られた効果(例:売上向上、生産性向上、離職率低下など)を比較し、費用対効果を評価
  • 資格取得率: 業務に必要な資格の取得状況を把握し、社員のスキルアップ度合いを評価

例えば「年間研修コストを売上高の◯%以上確保する」「全従業員に年間◯時間以上の研修を実施する」「今期中に◯人の資格取得者を輩出する」といった目標設定ができます。  

研修時間や研修コストを最適化し、より効率的かつ効果的な人材育成を展開できるようになるでしょう。

労務管理を担当する人事のKPI

労務管理担当者は、社員が安心して働ける環境を整え、法令遵守を徹底することに日々尽力しています。

そのためのKPIとして、以下のようなものが考えられます。

  • 残業時間: 社員の健康管理や労働時間に関する法令遵守を徹底するために、残業時間の推移を把握
  • 有給休暇取得率: 社員のワークライフバランスを確保するために、有給休暇の取得状況を把握
  • 労災発生件数: 安全な職場環境を確保するために、労災の発生件数を把握

例えば「年次有給取得率を◯%以上にする」「社員一人当たりの残業時間を◯時間以下に削減する」といった目標値を設定できます。  

労務管理の課題を明確にし、より効果的管理活動を実行しやすくなるでしょう

生産性・業務効率化を担当する人事のKPI

生産性・業務効率化担当者は、社員が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を整え、企業全体の生産性向上を目指しています。

関連するKPIとしては以下のようなものが考えられます。

  • 目標達成率: 個人やチーム、部署ごとの目標達成率を計測し、パフォーマンスを評価
  • 人材育成への投資効果: 研修費用や研修時間に対する効果を計測し、人材育成施策のROI(投資利益率)を評価
  • 従業員満足度: 従業員満足度調査を実施し、職場環境の改善につなげる

例えば「一人当たり売上高を◯%増加させる」「業務プロセスの効率化により◯作業時間を削減する」といった具体的な目標設定が可能です。

生産性・業務効率化の課題を明確にし、業務の無駄を削減し、従業員のパフォーマンスを最大化できるでしょう。

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人事のKPIの立て方

人事のKPIの立て方
人事のKPIの立て方

人事のKPIはただ闇雲に設定するのではなく、戦略的に立てることが重要です。

しかし、KPIをどのように立てれば良いのか悩む方も多いでしょう。

ここでは、人事KPIを効果的に立てるための2つの手法をご紹介します。

KPIツリーを作る

KPIツリーとは、最終目標(KGI)を達成するために必要な要素を分解し、ツリー状に整理したものです。

KPIツリーは、組織の最上位目標(KGI:重要目標達成指標)から、個々のKPIまでの関連性を明確に示し、各担当者の役割と責任が明確になります。

例えば、企業全体のKGIが「年間売上高の20%増加」であるとします。

このKGIを達成するために、各部門ごとに具体的なKPIを設定します。

人事部門の場合、「新規採用人数を50人増やす」「従業員満足度を80%以上にする」などがKPIです。

これをツリー状に整理することで、各目標がどう繋がっているのかが一目でわかります。

KPI未達の原因特定や、改善の優先順位もつけやすくなります。

SMARTの法則を活用する

SMARTとは、KPI設定の際に意識すべき5つの原則のことで、以下の意味があります。

  • Specific(具体的)
  • Measurable(測定可能)
  • Achievable(達成可能)
  • Relevant(関連性)
  • Time-bound(期限)

KPIは数値目標として設定する必要があり、曖昧さを残さないよう原則に沿って設定しましょう。  

「来年度末までに、人件費を前期比◯%以上、◯円以上削減する」となります。

SMARTの原則に沿ってKPIを設定すれば、目標達成に向けた取り組みが具体化されます。

各担当者の役割が明確になり、組織全体の目標達成に向けた一貫性のある行動が可能になるでしょう。

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人事のKPI設定に関する基礎知識

人事のKPI設定に関する基礎知識
人事のKPI設定に関する基礎知識

人事におけるKPIを適切に設定するには、KPIに関する基礎知識を理解しておく必要があります。

ここでは、以下の3つについて解説します。

  • KPIの定義、
  • KPIツリー、
  • KGI(重要目標達成指標)

KPIとは

KPI(Key Performance Indicator)とは、組織の目標達成に向けて重要な業績評価指標のことを指します。

目標を定量化した数値目標のことで、進捗状況を「見える化」するための手段となります。 

たとえば、営業部門なら「今期の売上高〇〇億円」、人事部門なら「採用コスト〇〇万円削減」といった具体的な数値目標です。

KPIを設定することで、その達成に向けて具体的な行動計画が立てられるようになります。

PDCAサイクルを回し、改善へとつなげることができます。

KPIツリーとは

KPIツリーとは、組織の上位目標から個人の行動目標まで、目標を体系化した「目標の木」のことです。

経営理念から個人目標までを階層化し、全社で方向性を合わせるためのツールとなります。

例えば、企業のKGIが「年間売上高の20%増加」である場合、各部門のKPIを以下のように設定します:

  • 営業部門のKPI
    • 新規顧客数を30%増やす
    • 契約更新率を90%以上にする
  • 人事部門のKPI
    • 新規採用数を50人増やす
    • 離職率を10%以下にする

KPIツリーを作成することで、各部門や個人の目標が組織全体の目標にどのように貢献しているかを明確に示すことができます。

全社でKPIツリーを共有し、目標管理を行うことで業務の効率化が期待できます。

KGIとは

KGI(Key Goal Indicator)とは、企業の存在意義や経営理念を体現する重要な目標指標のことで、KPIの上位に位置します。

KGIを設定することで、組織全体の方向性を明確にし、長期的な目標達成に向けた戦略的な計画を立てやすくなります。

たとえば、「売上高10億円達成」「市場シェア10%獲得」「顧客満足度90%以上」といった企業や組織の経営戦略に基づいた設定がKGIに相当します。

 KGIを明確にすることで、その達成に貢献するKPIを設定することができるのです。

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まとめ

まとめ
まとめ

本記事では、人事職員が持つべきKPIについて具体的に解説し、KPIの設定方法や基本知識をわかりやすく解説しました。

適切なKPIを設定することで、人事部門の成果を「見える化」し、データに基づく人材マネジメントが可能になります。

KPIを効果的に活用するには、KPIツリーの作成やSMARTの法則の活用、さらにKPIやKGIといった基礎概念の理解が不可欠です。

本記事で学んだ知識を活かし、戦略的な人事施策の立案とPDCAサイクルの推進に役立ててください。

人事のKPI活用を通じて、従業員一人ひとりの力を最大限に引き出す人材マネジメントの実現を目指しましょう。

人事関連の人材サービス「Carry Up」なら、キャリアプランに合わせて柔軟な人材活用が可能です。

無料で使えるので、人事として転職を検討している人はぜひ試してみてくださいね。

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