「憧れの会社に入社したものの希望していた人事部への配属にはならなかった」「人事部へ異動希望をだしたけど今年度も同じ部署に残留してしまった」と落ち込んでいませんか?なかなか希望通りにはいきませんよね。しかし、人事になることを諦めないでください。あなたが経験している今の仕事内容は、今後人事部へ異動したときに役立つこともあります。
この記事では、人事担当者に必要なスキルや資格、人事の仕事内容について解説しています。人事担当者を目指すためにどのように行動すべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
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人事になるために必要なこと
憧れの人事担当者になるためには、どのようなスキルや資格が必要なのでしょうか?
ここでは必要なスキルや資格、経歴、おすすめの業界について紹介します。
最短ルートで人事担当者になりたい方は、ぜひ参考にして下さい。
人事になるためにはどんなスキルが必要?
人事担当者に向いている人は以下のようなスキルを持っています。
- 初対面の人にも好印象を与えられる
- 他人の成長を支え、心から喜べる
- 自分の気持ちや噂に流されることなく正当な評価ができる
- 会社の経営状況などにあわせて厳しくつらい判断を下せる
- 個人情報や秘密事項をしっかりと守れる
- 自分だけでなく会社全体のスケジュール管理や調整ができる
このようなスキルは、今は身についていなくても大丈夫です。あなたの努力次第でこれから身につけることができます。日頃から意識して行動しましょう。
人事に向いている人の特徴について詳しく知りたい方は、以下の記事にて解説しています。
人事の仕事に向いている人とは?あなたの適性を活かして花形ポジションを目指そう!
人事になるにはどんな資格が必要?
人事担当者になるために、必ず取得しておかなければならない資格はありません。しかし、以下のような資格があれば有利に働く可能性があります。
- キャリアコンサルタント
- メンタルヘルス・マネジメント検定
- MOS(Microsoft Office Specialist)
- 個人情報保護士
- 中小企業診断士
- 社会保険労務士
- 衛生管理者
- ビジネス・キャリア検定
- 産業カウンセラー
- 人事総務検定
- マイナンバー実務検定
資格を取得するには時間も費用もかかりますが、人事担当者になりたいという夢を叶えるためにもスキルアップにもつながります。資格でアピールできれば、次回の異動のタイミングで人事担当者の候補にあがるかもしれません。
人事になるにはどんな経歴が必要?
人事未経験者であってももちろん人事を目指すことができます。ただ、人事経験者に比べればハードルが高いということも事実。未経験から人事担当者となるために、優遇されやすい経歴は以下の通りです。
- 営業
- 接客業
- マネジメント経験
ただ、このような経歴があるだけでは人事担当者になれるわけではありません。人事という仕事にあなたの経験をどう活かすことができるかをしっかりと伝えましょう。そのために、人事の仕事内容についても詳しく理解しておく必要があります。
また、最近ではSNSで採用活動を行っている企業も増えているので、SNSの運用ができると高く評価されるでしょう。
人事になるにはどんな業界がおすすめ?
IT業界や人材業界がおすすめです。人手不足を解消するために、人事部の人員を増やそうとしている会社が多くあります。未経験でもあなたの持つスキルに可能性を感じ、人事担当者として採用されることがあるでしょう。人事担当者になりたいという熱意を伝えてください。
人事の仕事内容
人事とひとことで言っても、幅広い仕事があります。大きく分けると、「採用」「研修・育成」「人事制度・戦略の制定」「労務」の4つに分類することができます。「こんな仕事をするつもりじゃなかった」と思わないためにも、仕事内容について把握しておきましょう。
採用
- 企業説明会の開催企画・会場予約・配布資料の作成
- 求職者の履歴書の確認・面接
- 求職者とのメールや電話での連絡 など
新卒や中途採用などの求職者のための説明会の開催・資料作り、面接、電話連絡など、たくさんの人と接するだけでなく、イベントまでの段取りも行うことになります。また、採用活動は時代にあわせて変化する必要があるため、常に新しい情報を取り入れられるようにアンテナを立てておくことも大切です。
研修・育成
- スキルアップ研修の企画
- 外部講師の決定・オファー
- 育成計画のマニュアル作成 など
社員のスキルアップやモチベーションアップのための、研修や育成方法を考案します。外部の講師に委託することもあれば、時にはあなたが講師となることもあるでしょう。これからの会社にどのような人材が求められ、どのように社員が成長すべきかを見据えて企画しなくてはいけません。
人事制度・戦略の制定
- 評価項目の設定
- 給与や賞与、資格手当などの決定
- 社員の役職や等級の制度決め など
人事制度とはひとりひとりの評価や、賃金体系、働き方など、社員を管理するための仕組みのことです。制度を整えることで、社員が同じ方向を向いて仕事をしたり、離職率を低下させることができます。また、人事戦略とは会社を成長させるために、最善の人材教育や人事配置を行うことです。人事制度や戦略を制定することも、会社の存続や成長のためには欠かせない人事の仕事のひとつです。
労務
- 勤怠管理
- 社会保険や年金制度の手続き
- 福利厚生制度の導入・整備
社員の勤務管理や給与計算、経費処理、健康診断などの事務処理も行います。社員が安心して働くためには非常に重要な事務処理であり、期限を過ぎることも間違えることもできません。そのため、大きなプレッシャーからストレスを感じてしまう人もいるでしょう。
人事職として採用されるためには?
これから人事担当者となるために、どのように行動すべきかを解説します。人事担当者になりたいと願っているだけでは、現状を変えることはできません。あなたの夢を叶えるためにも、勇気を持って行動してみてください。
採用面接で志望する
あなたが今求職者なら、採用面接で「人事志望」であることを思い切って伝えてみましょう。希望通りになるかはわかりませんが、あなたの望みを考慮してもらえる可能性はあります。面接官に希望を伝えることは勇気がいりますが、あなたのスキルや熱意を伝えるにはとっておきの場所です。
スキルをどのように活かすことができ会社に貢献できるかを、入社意思とあわせて伝えましょう。
社内キャリアを積んで異動する
今すぐには難しくても、社内である程度キャリアを積んだり資格を取得すれば、人事部へ異動できるかもしれません。そのために、人事部へ提出する「異動希望票」には必ず人事部と記載するようにしましょう。
そして、あなたのこれまでの経歴を人事でどのように活かすことができるかを具体的に伝えることが必要です。
人事職へ転職する
転職サイトをのぞいてみると、人事担当者の募集がいくつか見つかるでしょう。今の会社では人事担当者になることは難しいと感じているなら、転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
人事担当者の募集であれば、面接官もあなたが人事職を希望しているということがわかっています。未経験でも経歴を活かして会社に貢献したいと伝えて採用されれば、安心して人事として働くことができますよ。
人事の副業案件を探す
しかし、未経験からいきなり人事職へ転職するのはやはり不安もありますよね。まずは、副業で人事を経験して適性を確認してみてはいかがでしょうか。副業であれば、限られた期間だけ人事として働くことになるため、万が一「合わなかった」としても、その案件が終われば辞めることができます。
さらに、会社を継続しながら副業をすれば「会社の給与」+「副業の報酬」となり、あなたの手取り額も増えます。転職すると、一時的に給与が下がることもあるためそういったリスクを取りたくない方には、まずは副業からはじめてみることをおすすめします。
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