人事不在の栃木県にある老舗建設会社様が人事を丸っとプロ人事にお任せ!難易度が高かった営業・積算ポジションにて内定承諾を達成!

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プロフィール

大谷 篤史

藤岡商事株式会社へ入社し総務部に配属。
契約書の作成や各種法律関係に携わる法務、車両、社内のインフラ管理や事務用品など備品の発注を行う総務、庶務にはじまり、経理、労務を担当。
現在は組織の若返りを図るべく、人事として若手の採用・育成活動に注力している。

池田 諭史

複数のネット系ベンチャーで人事を歴任。
その後SaaSやAI、IoT分野を中心に経営企画部の責任者やCFO、CHROの経験を経て独立。現在は経験のあるIT領域にとどまらず、飲食やレジャー、建設関係の企業様の採用や労務管理、IPO支援などを行っている。

企業情報

藤岡商事株式会社

1973年に栃木県藤岡町で屋根工事専門会社として創業。
現在は屋根工事屋の視点を生かし、付随する外壁や太陽光発電・蓄電の工事会社として、新築・リフォー ムの外装施工に携わる。
他社に先駆けて2000年から屋根上設置太陽光発電システムの取扱いを開始し、屋根一体型太陽光発電や各種メーカーの太陽光発電施工に対応。
また、阪神淡路大震災を機にいち早く屋根の耐震補強棟金具を採用。ガイドライン工法に適合した工事を行っている。
各材料メーカーとの直接強力なタッグと、足場設置やサッシ交換、防水工事などの信頼できる協力業者とのネットワークが自慢。

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目次

全くうまく行っていなかった採用が、プロ人事活用で一気に進み内定承諾2名を達成

Carry Upにお声がけいただいた背景を教えてください。

大谷さん:

私が採用担当になった同時期に人材採用を強化することになりました。とにかくやってみようと、採用活動を始めてはみたんですが、正直全くうまく行きませんでした。紹介業社や媒体に依頼したものの、1ヶ月ほど全く応募がなくて…。焦りだけが募っていきました。
ただ、費用だけが嵩んで採用に全く繋がらないというケースは避けたかった中でCarry Upに出会い、プロ人事のサポートを受けられないかと思い、相談することにしました。

今まで人事担当の方はいらっしゃったんですか

大谷さん:

総務が兼務していました。実は私を採用してくれた前任の総務部長が、定年で退職してしまいまして、周りも入社の手続きは対応をしたことがなかったので、右も左もわからない状態でした。

ただ、営業本部長からも「そろそろ営業職欲しいよね」と声がかかったのと、積算職も1人退職者が出る状況になり早めに採用してもらいたいと声が上がってきました。平均年齢が上がり続けているため、長期を見据えると若い方を採用したいと思いました。

お二方の最初の印象や課題はいかがでしたか

池田さん:

家業が建設不動産関係なのと、銀行員時代に建設関係のお客様がいらっしゃって何となく全体像は分かっていたのですが、建設業の採用コンサルは初めてでした。そんな中でヒントを見つけたのは「直近全然採用活動うまくいかなかったんです」という大谷さんのお言葉でした。

前任者が何故うまく採用できなかったのか、この方法は良かった悪かったなどの情報の蓄積の中に課題解決の糸口はあるんですよね。うまくいかなかった課題を一つ一つ解消していくことで、採用を成功に導けるのではと思いました。


大谷さん:

池田さん以外にも実は何名かの方と面談の機会がありました。ただ池田さんは元々IT専門の方だったので、最新の採用手法にも詳しかったりするのではないかという期待と、私と世代が近いのもあり池田さんとだったら話がスムーズに進みそうだなと感じていました。

建設業の採用経験がない点に関して不安はありませんでしたか


大谷さん:

全くなかったというと嘘にはなりますが(笑)
採用母集団形成からうまくいっていなかったので、課題を包み隠さずお伝えし、面談の中で池田さんにアドバイスを頂きました。そうした中で池田さんなら応募者を増やしてくれるんじゃないかと期待も高まっていきましたね。

あと「月1回出社する」と言ってくれたんですよ。実はそう言ってくれた方は池田さんが初めてでした。基本はウェブ上での打ち合わせになるんだろうなと思っていたので、すごく安心感がありましたね。弊社のことをちゃんと見てくれようとしているんだと感じました。

池田さん:

毎回行くのが楽しみなんです。現場にはどういう重機が置いてあってどう扱うか、従業員同士がどんなコミュニケーションを取っているのか、実際にこの目で見ないと全体像が伝わってきません。「御社にお伺いして良いですか」の提案に対して「来てください」とおっしゃっていただけたのは私も嬉しかったです。現場を見てみないと、強みは打ち出せないと感じました。


池田さんはクライアントの現場を大事にされているんですね

池田さん:

そうですね。余談ですが従業員数が多いクライアントだと飲み会に連れて行くこともあります。私は外部の人間ではあるので、社員の方がどうしてこの会社に入ったかなど、内部の方だと中々聞けない本音で話してくれることもあります。

例えば今の会社が第一志望ではなかったけど入社して活躍している方がいたり、入社前には分からなかった楽しいポイントがたくさんありますよと目を輝かせながら語ってくれる方がいたりします。そういった本音を知れる場で本当の意味でのペルソナ像が見えてくるんですよね。だからこそ私は現場の方々との交流を大切にしています。

「会社が求める人材」ではなく「会社に合う人材」を考える

具体的な業務の話を伺っていきたいと思います。今回のプロジェクトの全体像をお聞かせください。

大谷さん:

来年の5月までに、営業職2名、積算職2名を経験者・未経験者で各1名ずつ採用したい状況でした。

内定承諾も出始めており、採用は大きく進み始めました。やり始めてみて、最初は応募がなかなか無かったことに対して池田さんが都度「じゃあ次こうしましょうよ、これやってみませんか」とアドバイスをくださるので、非常に助かっています。

毎週1回、定例ミーティングをしているのですが、前回の結果を踏まえて「我々が狙いたい方はこういった思考性なので、この広告媒体を試してみましょう」など、提案をしていただけるのが嬉しいですね。

池田さん:

反応があるものに対して仮説を立てて、対応するというのは経験上得意なんです。

応募数がある程度担保できていれば相関関係から、僕たちの会社はこのように見えているんじゃないかな、だとしたらこういう見せ方をして、思考性が違う人にもエントリーしてもらえるようにしよう!といった具合にトライできるんです。

ただ初期はまずエントリーの数自体が多くないので求職者のペルソナ設定が難しいと感じました。

どうやって乗り越えたんですか

池田さん:

ペルソナを設定するのは止めました。求職者のペルソナというより、どういう人が合うのかを考えました。正攻法ではないのかもしれないですけど、藤岡商事様はアットホームな雰囲気で、顧客の多くはハウスメーカーさんや工務店さんです。例えばですが、安定しているからこそ毎年昇給がありますよ、腰を落ち着けてしっかりと長く働きたい人にとってはすごく良い会社ですよね、のような所から攻めていくのがいいんじゃないかなと思いました。

大谷さん:

なかなかそれを認知してもらうのが難しい所ですよね。
例えば年収の相場から自社の年収決めや紹介会社様への報酬の調整が難しかったです。池田さんからは相場より低く設定していたようだったので少し高めに設定していきましょうとか、あとはエージェントを紹介してくださる会社もあったので、そういった所に少し報酬を上げましょうなどといったアドバイスをいただき、その通りに実行しましたね。その結果実際の採用に繋がったことは自信になりました。

採用成功の大きな要因と上手なプロ人事活用の方法

今回2名採用がうまくいきましたが、どちらの職種も難易度が高そうですよね。今回成功した要因は何でしょうか

池田さん:

積算と営業で1名ずつ取れたんですけど、未経験の中でもより良い人材を採用できたと私は思っています。藤岡商事様の積算職だと、実際にお客様との折衝など外部とのやりとりも発生するんですよね。
ですので、お客様と話せる人が良いねという話を大谷さんとしていたんです。今回の方は運送会社の事務職をされた後、会計事務をやっていて、さらに販売員もやっていた方でした。事務作業の親和性もあるし、話すことも得意だし、実際お会いしてみると、引き込まれるような魅力があるような方でした。

一方で営業職は若くポテンシャル溢れる方です。元々塗装工で勤務した後、直近は業務委託でいわゆるインサイドセールス部門で様々な商材を扱ってきた方でして、営業経験だけでなく業界のことを少なからず分かっている方だなと感じました。求人には書いていませんでしたが、我々は既存のハウスメーカー・工務店様以外にもお客様を増やしていきたいと思っているので、既存の営業はもちろんインサイドセールスの経験も活かせるだろうなと思いました。

積算と営業は全く違う職種なのですが、1から10まで丁寧に説明をさせていただいた点が採用成功の大きなポイントだと思っています。我々はあまりたくさんの人数を採用しないので、その分1人1人に丁寧な説明ができます。選考を受けて下さる一人一人に対して丁寧に向き合って対応ができたので、良かったと感じています。

大谷さん:

直接的に質問に対する回答ではないですが、池田さんには応募が来たときの対応メールはもちろん、エージェントから紹介いただいた方との面接の日程調整、面接の進行、内定の案内も含めて全ておまかせしている状態でしたので、本当に有り難いです。全てを一気通貫で対応していただけるので、お話しにあったように一人一人に丁寧に対応して下さり、応募者の方の心を掴めたことが採用に繋がった所じゃないかと感じていますね。


プロ人事は、内部の人間であり、外部の人間でもありますよね。最初から最後まで社内の人間に任せたいんだという企業様もある中で大谷さんとしてはどうお考えですか。また池田さんの考えも是非お伺いしたいです。

池田さん:

結論から申し上げると、最終的には採用は社内の人間ができるように切り替えた方が会社として良いと思うんです。僕は本来、採用というのは会社のコア業務にあたると思っています。

でも、会社が大きくなっていく過程で自社の人事だけに注視していると、外部環境が変わったときに、情報収集力が劣ってしまいます。そういったタイミングでピンポイントに外部のプロ人事を使用していく手法は非常に良いです。情報収集や方向性を決めるときの壁打ち相手のような存在としてプロ人事は、変化が激しい今の時代だからこそより必要になってくるのではないかと感じています。

大谷さん:

池田さんには直接話したことはないのですが、もし人事の枠で正社員としてうちの会社に入社していただけるのであれば、非常に有難いことではあります(笑)。

今は池田さんが今後どうやって採用していくのかを私が学びつつ、吸収して、自社で今後賄えるようにできればと考えています。

お金の相談は金融機関で、人事の相談はプロ人事へ

大谷さんがプロ人事に対しての価値を感じたポイントを教えてください。


大谷さん:


そもそもプロ人事活用が初めてだったのですが、利用して本当に良かったなと感じています。募集いただいた方の対応や、面接、内定を出した後の対応から、応募いただいてから入社までの流れまでいうのを、池田さんに全ておまかせしているような状態で、私もコア業務に専念できているところが大きいです。

人事部があれば良いんですけれども、弊社のように人事部がない会社様もあるとは思うので、その場合は委託できる箇所は委託して、アウトソーシングできるところはアウトソーシングして、プロの方におまかせするのが良いんじゃないかなと思います。

池田さんはご自分が外部人事だからこそ、出せた価値はなんだとお考えですか

池田さん:

知識とリソースをセットで提供できたことですかね。大前提として、プロ人事活用はあるべきものだと思っています。会社の経営資源は「人」「モノ」「お金」で構成されているとよく聞くお話でありますが、お金を調達するときは銀行を使いますよね。または投資家の方に事業の魅力をアピールして、出資してもらうという方法もありますよね。お金の調達手段が多様にあるのであれば人材調達も同じだと思うんです。人事に関する質問があればプロ人事のリソースをすぐ借りることができますよね。

金融機関でお金を借りるのが普通だよねというように、人が足りないのであればプロ人事使うのは普通だよねと、私自身も価値あるものだと思っていますので、社会としてもっと広がっていけば良いなと思います。

良い循環ができれば、周りまわって日本経済を強くできると思います。

今後の取り組みについてもお伺いできますか

大谷さん:

まだ進行段階ではありますが、今度は職人を採用したいと池田さんにお話させていただいています。これから職人さんに特化した媒体社に問い合わせてみるところです。今職人は40歳が一番若手なんですよね。長期を見据えて職人もまた若返りを図りたい所です。


最後に、今後プロ人事の業務委託活用を考えている皆様に一言いただきたいです。


大谷さん:

今まさに母集団形成はしているけれども応募は来ない、また人材紹介の方には声をかけているけども採用に繋がらないといった、採用に関してお困りの企業様は是非プロ人事活用をお勧めします。分からない状態で手をこまねいていても先に進みません。一度プロの方に相談すると見えなかった改善点や目から鱗の提案、ブラッシュアップをしていただけるので、お困りの方はぜひプロ人事をご活用いただければと思います。


池田さん:

より良い環境で働きたい、面白い仕事をしたいなど、求職者が転職先に求めるものっていうのは本質は変わりませんよね。ただ、仕事を探す際に使う媒体は時代を経て変わってきました。昔だったら、iモードから見ていましたっていう人もいたでしょうし、今だとWantedlyやYouTubeからしか見ませんという方っていらっしゃると思います。また業界によっても多種多様に採用手法が変わってきます。

どうやって自分たちの会社の魅力を伝えたいのか、自社の魅力がとにかく分からない、そういったお悩みを抱えている方は、第三者の意見や知識を借りるのがいいのではないかと思います。

改めてお二方ありがとうございました。

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